鹿野酒造株式会社
鹿野酒造株式会社

鹿野酒造株式会社

住所石川県加賀市八日市町イの6
TEL0761-74-1551
HPhttp://www.jokigen.co.jp/
文政2年(1819年)に創業したそうです。 代表銘柄は「常きげん」。 この銘柄は、米が大豊作となった年にいつまでも続くようにと祈って命名されたものだそうです。 仕込み水は「白水の泉」。 平成10年には能登杜氏四天王の一人である農口尚彦氏を迎えました。 農口杜氏がいるので山廃仕込みが強い蔵という印象があります。 また、農口杜氏は「魂の酒」という本を書いています。 その本は必見! 酒造りに対する真摯な姿勢が熱く語られています。 特に理系的な考え方をする人には読んで欲しいですね。 そして、2007年1月に蔵見学の機会に恵まれました。 最寄り駅の動橋駅に降りたのだがタクシーはとまっておらず、 歩いて向かうので見学予定時刻よりも遅れることを電話で連絡。 すると、鹿野頼宣社長自ら車でお出迎え。 ありがたいことです。 蔵の作業場に入ると洗米・限定吸水・水切り作業中。 ストップウォッチ片手に厳密に作業している農口杜氏といきなりのご対面でした。 次は麹室。 段階を追って成長している麹を目・鼻・舌で感じさせてくれました。 特に、留添え用の麹だったかな? それがほんのり甘くて美味しかった〜。 目にも成長しているのがハッキリと分かりました。 農口杜氏は麹屋さんとして修行が始まったんでしたよね? そう思うと、感慨一入。 次は、本仕込みのタンクへ。 酵母菌の元気のいいこといいこと。 見えないのに可愛くなっちゃいます。 「魂の酒」と漫画の「もやしもん」効果か?(笑) ここで特に印象に残ったのは初添えを小さいタンクで行なっていること。 なるべく空気に触れないよう、丁寧に小さいスケールで行なっているそうです。 そして、酵母菌の培養室も見学させていただけました。 とても盛りだくさんな見学。 ラストイベントは山廃純米・純米・本醸造の原酒を味見させて頂きながらの 鹿野社長と農口杜氏との歓談! 時を忘れて1時間以上話していたようです。 本当に有難う御座いました!


常きげん 山廃仕込純米酒
商品名    常きげん 山廃仕込純米酒
原材料名   米、米麹
精米歩合   65%
アルコール分 15度以上16度未満
価格     ¥315(180mL)
製造年月   2006年11月
購入場所   タウンセブン@荻窪
楽天 旨いde地酒
金沢マル源酒店
開封日    2007年1月8日
「益荒男 山廃純米」は精米歩合55%でこちらは65%なので、 こちらの方が米は残っているが、こちらの方が軽い。 「益荒男」で感じた濃密感の雰囲気はあるのだが豊かではない感じ。 カップ酒と一升瓶による味の違いってどうなんですかね。


益荒男 山廃純米
商品名    益荒男 山廃純米
原材料名   米、米麹
精米歩合   55%
アルコール分 16度以上17度未満
杜氏     農口尚彦
価格     ¥2625(1800mL)、¥1313(720mL)
製造年月   2006年10月
購入場所   升新商店
楽天 地酒ワタナベ
開封日    2007年1月5日
鹿野酒造の有名な銘柄は「常きげん」ですが、 これは別のブランドですね。 地方銘酒専門卸の株式会社花山が鹿野酒造にお願いしているオリジナルブランド。 農口杜氏が自著で「精米歩合55%で充分」的な発言をされていたのでこれを購入しました。 山廃を得意とされる方ですし。 酸の強そうな香りが出ていて黄色い見た目。 しかし、その香りとは裏腹に、酸味はあるが嫌らしくなく、コクがすごい! ほのかな甘みの凝縮感があり、リンゴの蜜を思わせる酸味と甘味のバランス。 美しい仕事感が伝わってくる。 息遣いが伝わってくる手作り感がいいですね〜。 米を磨くことにより生み出される綺麗さとは異なる方向の綺麗さ。 自著で書かれていたようにしっかりと作れば雑味なく作れるんですね〜。 農口杜氏が書いていたことが伝わってくるお酒だったので感動!